ゲーム感想「ドラゴンエイジ インクィジション」



PS3などで発売されていた洋ゲーで、何やらGOTYで賞を取っただかとのことで興味がわき、中古で安かったので購入。
なんとなくスカイリムみたいなオープンワールドを想像していたのですが、
どちらかというとドラゴンズドグマの方が近かったです。
といってもシステムは多少似たような所があるかな?というくらい。
むしろ分類するならMMORPGのシステムの方が近いと思います。
フィールドも厳密にはオープンワールドに含まれないとは思うのですが、それでもオープンワールドと言っていいくらいの広さ。
世界観はかなり作りこまれており、各所で拾うことのできる書物や敵などを倒すと更新されるコーデックス、仲間達との会話など
じっくり楽しもうとするとかなり時間がかかります。

自分はシリーズ初体験でしたが、ストーリーはなんとなく分かったので前作などをプレイしていなくても大丈夫でしょう。
ただ余裕があるなら、ドラゴンエイジ:キープというシステムで色々とデータ引継ぎができるので
前作を遊んでいるに越したことはないでしょう。

全体的なシステムについてですが、スカイリムのような個人で何でもできるスーパーマンではなく、
役割を分担し、組織を率いて強敵に立ち向かっていく……というのがメインとなります。
戦闘でもパーティでの戦闘が必須となるバランスになっており、
主人公一人での戦闘はよほどレベル差がある場合でないと勝てません。
敵を引き付けるタンク、バフデバフを使うサポート、打撃を与えるダメージディーラーと役割がはっきりしているのが特徴。
感覚としては一昔前のMMORPGをオフラインでプレイしているような感じでした。
あの放って置くとどんどん戦況が進んでいく戦闘が苦手な人でも、
時間を止めて考えることのできる戦況モードに切り替えることができるのでフォローはされています。

欠点としては全体的に地味な所。
メインクエストは色々と見所があるのですが、サブクエストになるとただのお使いが多く、
フィールドをあっちからそっちに行って終わり、軽くメッセージが出て終わりというパターンばかりで
サブクエストをこなす楽しみがキャラ成長のため、という以外にほとんどありません。
戦闘も派手な所はなく淡々と進んでいく感じで、気がついたら敵が死んでいたということがよくあります。
逆に気がついたらこちらが大ダメージを受けていたということもあるので気は抜けないのですが。
また、ストーリーの最後で大きな伏線をぶん投げて終わっているのもマイナスといえばマイナス。
DLCで決着がついてはいるようなのですが、そこまで購入する気がない人だと少しモヤモヤするかも。

きっちり作りこまれたハイファンタジーの世界を適当にぶらぶら回っているのが好き、という人なら楽しめると思いますが、
一人で何でもしたい、仲間との連携とか考えるの面倒という人や、ストーリーを重視する人にはあまり向いてないかも。
少なくとも同じ洋ゲーRPGだからといってスカイリムのようなものを期待しているとがっかりすると思います。

なお、現在は追加DLCが同梱されたGOTYエディションがDL専売で発売されています。
DLCが1本1500~2000円と少々お高めのため、本体価格を含めるとGOTY版の方が安く済みます。
きっちり楽しむ気があるなら最初からGOTY版を購入することを強くオススメします。
上にAmazonリンクを貼ってはいますが、ここから購入できるディスク版やデラックスエディション版は
GOTY版とは違う仕様になっているので注意。

tag : RPG


ゲーム感想「アルスラーン戦記×無双」



自分は荒川弘版はコミックス購入済み、田中芳樹版は未読、アニメ未視聴という状態でプレイ。
なので原作知識はほぼ序盤といっていい所までしか知りません。
じゃあなんでこのキャラゲー買ったのかというと、セールで安かったからという重篤積みゲ病患者の典型的な症状です。

そんなわけで元々あまり期待値が高くない状態で遊んだためか、思っていたよりは楽しめました。
(といっても、比較対象が北斗無双無印だと思うとあまり……)
PS4のパワーを存分に発揮しているのか沸いてくる敵をなぎ倒す爽快感はあり、そこはちゃんと無双していました。

好き嫌いが別れそうな点としては、ステージ中にイベントで目標が指示され、
それをこなしていくことでステージが進行するタイプになっているため、
本家三国無双に比べると戦場での自由度はほぼありません。
強制的に指示に従わされミッションをこなすことになるので、
戦場を自由に駆け抜けるタイプの無双を期待しているとガッカリするでしょう。
また、その目標についても少し分かりづらいことがありました。
目標自体はマップにマーカーが表示されるのですが、イベント発生がプレイ速度に追いつかないと、
メッセージの雪崩で進行がよくわからなくなり、気付いたら次のイベントに進んでいる……ということもあります。
目標を逃さず倒す系統のイベントでこれが起きると、気付いた時には目標はほぼ逃亡済みなんてことも。
重要なイベントは優先させる位の機能があってもよかったのでは。

明確な欠点としては、無双ゲーにしては使用できるキャラがかなり少なめなこと。
まあ原作で使用できそうなキャラがまだ全然登場していないのでしょうがないといえばしょうがないのですが。
一応、武器変更や属性変更でモーションを変えてみたりして何とかバリエーションを出そうとしているのは分かるのですが、
結局は似たり寄ったりなモーションになってあまりキャラの個性が発揮されているとは言い難いです。

キャラゲーとして大事な原作再現については、妥当な所というか、
無双ゲーとして成立させながらも無理のない所に落とし込んだ感じでしょうか。
そもそもナルサスが絵筆振り回して敵兵をなぎ払っている時点で原作再現とか気にすることでもない気がします。
逆に言うとそれくらい無茶な描写は平気であるので、本当に原作に忠実な再現が見たい人は期待しない方が良いです。

総評としてはクソというほどひどくもないが、特に見るべき所もあまりない凡ゲーといった所でしょうか。
無双ゲーとして爽快感はありますし、どこか致命的におかしな事になっている所もないのですが、
本家の三国無双などに比べて売りとなる部分がほとんどないような気がします。
ミッションクリアに追われて、爽快感を味わっている暇が無いゲームデザインもマイナスでしょう。
よほど「アルスラーン戦記」というコンテンツが好きな人ならいいかもしれませんが、
純粋にアクションゲームがやりたいなら本家の三国や戦国など、他の無双を遊んだほうが良いと思います。

tag : アクション 無双系


ゲーム感想「The Order:1886」



18世紀末のイギリスを舞台にしたTPS。
国を守るために不老となった円卓の騎士団が半獣と呼ばれる怪物達と戦うお話。
どんなゲームかはほとんど知らず、ただトロフィーが取りやすいという話とGEOで正月セールで安かった為に購入しました。

とりあえずぱっと見てわかるのがグラフィックに力が入っていることです。
PS4の性能を存分に使ってやると言わんばかりにグラフィックが綺麗で、実写映画もかくやといったほど。
まさに映画をプレイしている気分になります。

ただ、ゲームとしてどうなのかと言われるとちょっと厳しい出来で、色々とストレスを感じるポイントがあります。
演出の都合上、強制で歩かされるシーンが多かったり、カバーアクションが微妙に使いづらかったり。
また嫌いな人にはもの凄く嫌われるQTEが結構多いです。
幸いそれほど難しい物はないためQTEで詰まることはないと思いますが、
せっかくグラフィックが綺麗なんだからムービーを見ることに集中したかったです。

そして一番の問題が内容が薄いこと。1周するのに10時間かかりません。
しかもムービーが多く、見ているだけのパートもあるため実質の操作時間は更に減ることになります。
TPSなどのシューターゲームとしては珍しく、オンラインでの対戦などもないため
プレイ終了まで、暇があるなら1日か2日で終わります。
ストーリーも世界観はなかなかに面白いとは思うんですが、
終わり方が個人的に納得いかない微妙さだったので、エンディングでは正直これで終わりかよ……となってしまいました。
ラストの微妙さも含め、一昔前のTPS、FPSならともかく
現代のゲームでこれを定価で買わされたらさすがに怒っていい内容の薄さでしょう。

このゲームを一言で表すとグラフィックに全振りしたゲームとなります。
確かに綺麗なグラフィックは素晴らしいですが、それ以外の所がかなり微妙なのであまりオススメできないゲーム。
世界観が独特で、もっと色々と掘り下げれば面白い所もあっただろうことを考えると惜しい限りです。
あとトロフィーコンプが非常にしやすいので、ゲームの出来を気にしないトロフィーハンターの方は、
安かったらトロフィーブーストのためにと割り切って購入してもいいかも。

tag : TPS


ゲーム感想「Fallout4」



核戦争後の荒廃した世界を舞台としたオープンワールドRPG。
個人的に前作、ニューベガスから待ち望んでいた続編。
評価はどうなのかというと、ぶっちゃけもう自分はこのシリーズの信者なので
基本があんまり3と変わってさえいなければもう大体のことは許せてしまうので当てにならないと思います。
・オープンワールドに抵抗がない
・核戦争後の荒廃した時代という舞台設定に惹かれる
・ダンジョンを隅から隅まで探索するのが好き
・自由度の高いゲームが好き
という条件のどれかに当てはまるなら買っても良いでしょう。
FPSっぽい戦闘なのでそういうのは苦手、という人でもV.A.T.S.という救済要素もあるので大丈夫。
勿論シリーズ経験者なら間違いなくオススメ。クラフト要素が多少面倒に感じるかもしれませんが、
大ハズレということはないでしょう。
ただし全てが良いというわけではなく、バグを始めとしてやっててちょっとどうかと思う部分がないわけではないです。
特にクラフト関係はまだまだ改善点がある所なので、PC環境があるのであれば
そういった点を有志のMODで改善できるPC版の方をオススメします。

以下に良い所悪い所を思いつくままにダラダラとあげていくので、それが少しでも参考になればと。

良い所
・ほとんどの武器をカスタムできる
 今作から追加されたクラフト要素により、ほとんどの武器に追加パーツを取り付けられるようになり、
 使い勝手が良くなりました。
 さすがにハンドガンに長距離スコープを取り付けたりするのは無理ですが、
 サプレッサーをつけて消音と反動軽減ができたり、レーザーに発火属性をつけてヒャッハーできたりもするので
 使いやすい武器はありますが、どうしても使えないという武器はあまりありません。
 その点で武器選択の自由度が広がっているのではないでしょうか。

・拠点の改築
 今までは用意されていた家や建物の内装を変化させられる程度でしたが、
 今作では拠点丸ごとを改装することができます。
 元からある建物を撤去できないなどの制限があるものの、自分の好きなように拠点を改造できるため
 凝る人はとことん時間泥棒になる要素でしょう。
 複数階層がある建物を作ってここの階はガレージで、この階は居住スペースで……と想像するのが楽しいです。
 ただしマイナス点も多く、改良が望まれることも多い部分ではあると思います。

・気軽に出来る集団戦闘、パワーアーマーの入手
 今作では「仲間との共闘」という要素に力が入っている気がします。
 同行者となるコンパニオンがゲーム開始直後にすぐ発見できることに始まり、
 勢力クエストを進めていくといつでも仲間を呼び出せるアイテムがもらえたり、
 Perkで敵に命令できるようになったりと、前作までに比べて複数対複数の戦闘がかなり増えました。
 巨大なモンスターに不意に出会ってしまっても、仲間を呼び出し複数でフルボッコにすることや
 レイダーを鉄砲玉にしたりすることが可能です。
 また、前作まででは割と貴重品だったパワーアーマーが序盤で手に入り、
 特別なPerk無しでいつでも使えるというのも有り難いです。
 電池が必要なので常用するなら中盤辺りからとなりますが、序盤でもキツイクエストに当たった時、
 いざとなればパワーアーマーを持ち出すことができるのはいいですね。

悪い所
・バグ
 これはもうしょうがないと諦めている所ですが、今作もやっぱりバグが結構あります。
 フリーズについては一度もなかったですが、何度かバグらしき現象には遭遇しました。

・クラフトの使いづらさ
 拠点を自由に改造できるのはいいのですが、イマイチクラフト画面の使い勝手が悪いです。
 全体を俯瞰できるような視点がなく、作った施設に配置する入植者も誰が何に配置されているかなどの一覧がないため
 配置換えをしたい時には該当する入植者を探して拠点を走り回るハメになります。
 かろうじて入植者に装備を渡し、自分で見分けられるようにするという対策を取ることもできますが、
 せめて配置一覧機能くらいは欲しかったです。

・拠点での繰り返しクエスト
 各地にある拠点では繰り返しクエストが発生する他に、防衛をきちんとしていないと襲撃が発生することがあります。
 繰り返しクエストについては発生元であるNPCに近寄らなければ何とかなるものの、
 襲撃についてはきちんと拠点の防衛力を上げておかなくてはなりません。
 クラフトが面倒であまり手を出していない人だと、襲撃が割りと結構な頻度で発生するので、
 クエストや探索に集中したい人にとっては鬱陶しいだけでしょう。
 まあ放って置いても大したデメリットがないといえばないのですが、どうしても気になってしまう……という人もいるのでは。

・日本語訳がちょっと微妙
 今の所、至高のオーバーロード的な物はありませんでしたが、それでも全体的に会話が繋がってないというか、
 どうしても違和感を感じるというか……。
 情報によるとほぼテキストベースで翻訳を行うことになり、どういった場面なのかなどの情報や
 ゲームプレイ画面などを渡されずに翻訳することになったとか。
 年末に間に合わせるためにはしょうがなかったのかなと思いつつも、
 個人的には日本版の発売が少し遅れても良かったので、もう少し精度を上げて欲しかったです。

他にも細々とした点はありますが、ぱっと思いつくのはこのくらいでしょうか。
後は良くも悪くも3やNVと共通しています。
自由度が高い、景色が大破壊後なので殺風景、割とステルス無双気味などなど……。
改善点もあれど、年末の締めとしては大いに楽しませていただきました。
恐らくDLCでの追加エピソードなどもあるとは思いますので、そちらも楽しみにして待っています。
プロフィール

回転田中

Author:回転田中
生活のメインがゲームの暇人。
アクション系が主食ですが、面白ければ何でもありの雑食。
ネットでのss、二次創作などを見るのも好きです。

最新記事
カテゴリ
PS4 (4)
PSP (4)
SF (8)
検索フォーム
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
個人的オススメゲームストア