ネット小説感想「魔物がうろつく町内にアラフォーおっさんただ独り」

魔物がうろつく町内にアラフォーおっさんただ独り

<あらすじ>(目次ページより引用)
在宅業務で細々と暮らすごく普通のアラフォー男『大下敏樹』は、ある朝目覚めると周りにだれもいないことに気づく。
誰かいないかと車を出したが、いつもは通勤ラッシュでごった返している国道に一台の車も走っていないことを知り、
さらに人を求めて国道を進んだが、町境の先へはどうあっても進めないことが判明。
車を降りて呆然とする敏樹の耳に届く、聞いたことのない喚き声。声の主を見ると、そこにはゴブリンがいた……。

ステータスなし、レベルなし、スキルなし、チートなし。ごく普通のアラフォー男が
自前の身体能力と知恵と勇気と生まれ育った町内という地の利を武器に、
たった独りで異形の魔物と戦うローファンタジー、ここに開幕!!


評価:☆☆☆(中盤あたりまで)~☆☆(終盤)

自分以外は誰もいない現代日本で、なぜか出現するモンスター達と戦いながら、
不思議な世界で生き残り、脱出するために頑張るというお話。
チートなしとあらすじにはありますが、所持金(に値する物)が半分になって生き返る、
無人だけども不思議な力で利用できる各種店舗とネット通販など、充分チート有りだと思います。

自分以外がいなくなってしまった世界とシステムを手探りで少しづつ探索し、
現代日本で手に入る物をDIYで組み合わせてモンスターに対抗するという流れがなかなか面白かったんですが、
中盤以降になると安全地帯からのヒットアンドアウェイという身も蓋もない戦法で大体の戦闘が終わってしまい、
それが通用しない敵についても、他の方法で非常にあっさりと解決しておしまい、という尻すぼみ感がありました。
いやまあ、リアルに考えれば安全な所から一方的に攻撃できるんなら誰でもそうすると思いますが、
それをお話でやられてもあんまり面白くないよね、という例になってしまっています。
終盤になって出てきた残機制を最初から導入しておくなど、もう少しハラハラする展開があっても良かったと思います。

続編というかif編で正真正銘の異世界に同じ主人公がチート有りで転移するお話もありますが、
そちらは典型的なろう小説なので見所はあまり無し。

tag : チート 現代ファンタジー ☆3 ☆2


ネット小説感想「【連載版】確かに努力しないでちやほやされたいって願ったけども!」

【連載版】確かに努力しないでちやほやされたいって願ったけども!

<あらすじ>(目次ページより引用)
「何も原始人に転生させなくたっていいだろう!? そりゃあ何をしても史上初になるだろうけども!!」
神様の手で、現代から七万年ほど前の原始時代に転生させられた主人公。
服すらまだないこの時代で、彼はそれでも死にたくないとあがき続ける。
神様の目的もわからず、ろくなチートも持たないまま原始時代に放り出された彼の明日はどっちだ!


評価:☆☆☆

いわゆる現代知識で無双するタイプのお話ですが、舞台が原始時代。
現代知識を使おうにもその土台となる基礎知識すらなく、そもそも文化と呼べるものすらない。
生き残るのが精一杯の状況をどのように変えていくのか、というのが見所でしょうか。

何もない所からチマチマと物づくりをして、少しづつ良い環境にしていくような展開が好きな人にオススメ。
自分には知識がないのでこれがリアルな原始生活かと言われるとわかりませんが、
物づくりの楽しさや裸一貫での生活の厳しさというのは多少なりとも伝わってくるのが面白いと思います。

また、あらすじにはチートがないとはありますが、主人公が人間とは違う種族に転生しており、
現代人のひ弱な体で裸一貫からのスタートというわけでもなく、最近の展開ではその他の能力もちらほら見えてきたり。
まだ話があまり進んでおらず、今後に期待している作品です。

tag : 現代知識 原始時代 ☆3


ネット小説感想「腐男子先生!!!!!」

腐男子先生!!!!!

<あらすじ>(目次ページより引用)
ごく普通の腐女子と、ごく普通の腐男子が出会った。イベント会場で。
ただひとつ、ごく普通と違ったのは、二人は高校の教え子と教師だったのです。




評価:☆☆☆

腐っている男子、いわゆるボーイズラブが好きな男の人である腐男子の先生と、
自分で同人誌を出している高校生女子との日常物。
設定がそれこそどこの乙女ゲーだよと思わなくもない、BLという単語が頻出する、
文章内でも若者言葉がかなり出るのでくだけた文章が苦手な方は受け付けないであろうことなどと、
かなり人を選ぶ作品ではあるんですが、実際にはそれほどBL要素が強いわけではなく、
上記の点を乗り越えることができれば、オタクあるあるを中心としたギャグが多いので
BLに興味がなくても読めると思います。
個人的には先生のぶれないメンドクサさが面白かったです。

tag : 女性主人公 ☆3


ネット小説感想「あらゆる手段を尽くしてトッププレイヤーになりたい、他人のカネで。そうだ、盗賊しよう。」

あらゆる手段を尽くしてトッププレイヤーになりたい、他人のカネで。そうだ、盗賊しよう。

<あらすじ>(目次ページより引用)
完全没入型VR技術が確立されて数年、しかしそれは一般に普及した訳ではなく、まだまだ研究レベルに留まっていた。
その状況を打開する為にとあるゲーム機器メーカーが世界初のVRMMORPG、クロスストーリーズオンラインを発表する。
それは次世代ゲームの可能性を示すためのコンセプトモデル。
限定100人のテストプレイヤー全員にゲーム実況動画の作成を義務付け、その視聴者数に応じた広告料を払うという。
更にゲームクリアに巨額の賞金を掛け、プレイヤー達にプレイ動画の人気とクリア賞金の両面で競わせるという
一大ゲームイベントを開催した。

そのゲームへの参加権を得た29歳の元商社マン、一之瀬真也は盗賊となり、盗賊らしいやり方で、
時に非情に、時に人と協力して、トッププレイヤーとしてファンとアンチを量産していくこととなる。
金の絡んだ大人達の大人気ないプレイ、ゲームの外で展開される盤外戦や秘密協定、人格を持ったNPC達との交流、
様々な要素が混ざりゲームは進行していく。



評価:☆☆☆

VRMMO物で悪人プレイ、掲示板ネタ有り。
悪人プレイといってもPKはなし、デスゲームでもないので残虐感はなく、常識から外れた悪巧みといった雰囲気で、
あまり黒い方向へ触れすぎていないのも読みやすくていい感じです。
VRMMOということで戦闘シーンなどもありますが、大半が悪巧みしているかその準備に費やしているかといった描写。
動画公開後の掲示板での反応も非常にそれらしくなっているので、掲示板ネタが嫌いでないなら楽しめると思います。
VRMMO物での悪人プレイ、というキーワードに引っかかる人ならオススメ。

tag : 悪人プレイ 陰謀 ☆3


ネット小説感想「戦乱の帝国と、我が謀略 ~史上最強の国が出来るまで~」

戦乱の帝国と、我が謀略 ~史上最強の国が出来るまで~

<あらすじ>(目次ページより引用)
目立ちたがりの主人公や、俺TUEEEEを読むのが辛くなってきた人向け。
地球と同じように歴史が積み重なっている異世界で、元日本人が暗躍する話。
人の眼から隠れ、名誉、富、全てに興味を持たず目的の為だけに動き、やがて陰から世の動きに影響を与え始めていく。
主人公は、変化していきます。
三国志を元にして、三国志を知らない人が楽しく読める物珍しい戦記物を目指しています。
読み進めれば読み進める程面白くなる予定。



評価:☆☆

あらすじ通り、徹底的に影に徹する主人公が陰謀で暗躍するお話。
ファンタジー世界とはなっているものの歴史の流れが三国志なので、それを生かした先読みと現代知識で主人公が暗躍します。
どこかで見たことあるような気がしたと思ったら、これ恐らくハーメルンの恋姫無双二次で見たような気がします。
そこからあまりストーリーも変わっていませんし、別にこれ恋姫二次からオリジナルにする必要あったのかな……?という疑問が。
まあ二次創作だと原作キャラにあわせなきゃいけなかったりするのがキツかったのかな。

とりあえず主人公は影で暗躍するとありますが、徹底して隠れるために謙遜を超えた卑屈な態度を取り、
とにかく評価されることを避けようとするため、非常にまだるっこしく感じます。
また、主人公が何を目的として動いているかが全くわからず、感情移入することが難しいです。
陰謀、軍師系の主人公が好きな人でも更に人を選ぶ内容になっています。
さっと読んでみて、主人公が合わないと思ったらそこで即読むのをやめていいと思います。
あらすじには主人公が変化していく……とありますが、現時点(100話越え)していますが、あまり変化が感じられないので
変化に期待して先を読んでもがっかりするでしょう。

tag : 戦記 軍師系 ☆2


ネット小説感想「レイロアの司祭さま~はぐれ司祭のコツコツ冒険譚~」

レイロアの司祭さま~はぐれ司祭のコツコツ冒険譚~

<あらすじ>(目次ページより引用)
迷宮都市レイロアで冒険者の道を選んだノエル。
てっきり僧侶になると思っていたのに上級職の司祭になってしまう。
嘘みたいに成長が遅い司祭。
パーティを組むとみるみる広がるレベルの差。
これでは固定のパーティを組めないと痛感した彼は既存のパーティに一時的に参戦する冒険者、
俗に言う「便利屋」として生きていく。
一度きりのパーティでも、別れがすぐに訪れても、彼にとって冒険は何物にも代えがたいものだった。
今日もノエルはギルドへ赴く。
参戦させてくれるパーティを探して。


評価:☆☆☆

チートや転生などがないオーソドックスなファンタジー。
あらすじ通り、なかなかレベルが上がりにくい職業についた主人公が、レベルの低さゆえの問題に対処しながら
なんとか自活すべく頑張るお話。司祭はレベルが上がりにくいというのはwizという古事記にも書いてあるからしょうがないね。
実際にはそれほど悲惨な展開はなく、低級~中級冒険者の日常といった感じでしょうか。
俺TUEEEによる爽快感はないものの、自分のできることでなんとか難題を解決していくといった感じで
レベルが低いから全く活躍できないということはありません。
余計な要素がなく、主人公最強じゃない王道ファンタジーが読みたい人にオススメ。

tag : ☆3


ネット小説感想「淡海乃海 水面が揺れる時」

淡海乃海 水面が揺れる時

<あらすじ>(目次ページより引用)
戦国時代、近江の国人領主家に男子が生まれた。名前は竹若丸。
そして二歳で父を失う。その時から竹若丸の戦国サバイバルが始まった。竹若丸は生き残れるのか? 家を大きく出来るのか?



評価:☆☆☆

戦国転生物。そこそこ厳しいスタートながらも前世知識で成り上がっていくお話。
生まれはマイナー気味の朽木家で、主人公の暗躍により大きく歴史が変わっています。
戦国の主役である織田家や武田家などの登場は遅く、三好家や六角家などの勢力争いがメイン。
あまり知られていないであろう武将がメインなこと、登場人物の呼び方が役職だったり仮名(けみょう)で呼んでいたりするので、
戦国知識が全くない人が読むと誰が誰を呼んでいるのか分かりにくく、中級者向けかも。
また、作品自体の書き方がいわゆるside使い(実際にside~と書いてあるわけではありませんが)で
ぶっちゃけ暁の銀英伝二次で有名なあの作品まんまですので、その点でも読む人を選ぶと思います。

tag : 戦国時代転生 成り上がり ☆3


ネット小説感想「狐連れの狼~アラフォー剣豪、異世界道中記~」

狐連れの狼~アラフォー剣豪、異世界道中記~

<あらすじ>(目次ページより引用)
和風伝奇VRMMO『叢雲』。古参プレイヤーにして四十路過ぎの男は、
とあるきっかけでプレイヤーキャラクターの中年剣豪『城島大二郎』として異世界に転移してしまう。
そこは『叢雲』に似た、ファンタジー寄りの江戸日本。彼はたまたま出会った妖狐の娘とともに、
時には食べ歩き、時には人を斬り、時には城を爆破し、蝦夷を目指して旅を続ける。



評価:☆☆☆

VRMMO転移物、主人公最強系。和風世界観のVRMMOで狐変化の美女を狙う追っ手を蹴散らしながらの旅という、
一般的には王道ながらも、なろう界隈ではあまり見ないかもしれない設定です。
似たような題材ではすでに商業なりネットなりで何度も使われているシチュエーションなだけあって、
目新しさはあまりありませんが、このジャンルの雰囲気はきちんと感じられ、王道ながらの面白さがあると思います。
また、地味に食事描写にも力が入っており、夜中に読むのは少し危険かも。

和風の世界観が好きで主人公最強物に抵抗がなければ楽しめるでしょうが、
剣豪という設定ながらも実はあまり真っ当な斬り合いをしていない(今の所は)ので、
時代小説のような濃厚な斬り合いが見たいという期待はあまりしない方が良いです。

tag : ゲーム内転移 主人公最強 ☆3


ネット小説感想「伝説のシャベル」

伝説のシャベル

<あらすじ>(目次ページより引用)
自らの墓穴を掘っていた男は世界の境目を掘りぬいてしまった。目覚めた場所は透き通る結晶の砂漠に点在する島影。
奇妙な世界で今度は死ぬ為でなく、自由に生きるために男はシャベルを手に歩き出す。
生き抜く力を身に付けた男は地底を目指す。時を凍らせる結晶の砂漠・・・眠れる人を、街を、世界の謎を掘り起こせ!

テーマは「生きる」です。第3章からマトモに会話が始まります。それまでは漂流生活日記みたいなものです。


評価:☆☆★(序盤は2、中盤以降は3)

異世界転移、最強物で完結済。謎の世界でのサバイバルから現地人?との出会い、発掘での旅と勢力争いなどがメインのお話。
とにかく序盤を読み進めるのがキツイ。主人公が一人なので会話が全くないことと、
サバイバル描写が淡々としていて文章がかなり味気ないので読む気がガリガリと削られていきます。

幸いというか何というか、主人公が一人でいる間の文章量が少なくなっているので、
ざっと流し読みで進めて世界観を大体でいいので把握し、他のキャラが出てきて主人公にも目的ができるあたりまで
読むことができれば面白くなってくると思います。

現地人と出会い、主人公が世界の発掘を始めてからは章ごとに舞台が少し変わるので、
地下世界を旅しているような気分で見ることができたり、主人公が目的を達成する間に関わることになる他のキャラとの関係など、
お話的に盛り上がるポイントも結構あるので楽しく読むことができました。
それだけに序盤の無味乾燥さが非常に勿体無く感じます。読む分にはそこを乗り切れるかどうかが最大の難関。

tag : 異世界転移 主人公最強 ☆2 ☆3


ネット小説感想「暗殺100人できるかな」

暗殺100人できるかな

<あらすじ>(目次ページより引用)
ちょっと100人殺してきてくれ――。

最強の暗殺者クロネコは、その依頼を受けた。


評価:☆☆☆

凄腕の暗殺者である主人公が、所属する国の暗殺ギルドから受けた
敵対国の国民100人を無差別に暗殺するという難題をどのように解決していくかというお話。
よくよく考えると大規模魔法だとか、特殊な呪術だとかを使わずに無差別殺人100人ってファンタジーでも
なかなかに厳しい条件だとは思いますが、この主人公は淡々と任務をこなしていきます。
老若男女問わずのプロフェッショナルぶりで、途中に起きるアクシデントも多少苦戦したりはするものの、基本はさらりと解決。
一般的ななろう小説の最強物とはちょっと方向性が違いますが、これも間違いなく主人公最強物と言えるでしょう。
あまりに淡々としすぎて大きな盛り上がりもなく終わってしまうのが難点とも言えますが、
サラリと読めて綺麗に完結しているので、モラル的に殺人を厭わない主人公達に嫌悪がなければ
俺TUEEE系が好きな人には良いと思います。

tag : 主人公最強 殺人描写有り ☆3

プロフィール

回転田中

Author:回転田中
生活のメインがゲームの暇人。
アクション系が主食ですが、面白ければ何でもありの雑食。
ネットでのss、二次創作などを見るのも好きです。

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